奈良県葛城市にある當麻寺西南院では、国宝の三重塔を囲む三色の大モミジの紅葉が見頃を迎えました。
當麻寺は1300年前に聖徳太子の異母弟である麻呂古親王が開基であるとのこと。
奈良時代と平安時代に作られた二つの塔はどちらも国宝。
この時代の東西の塔がそのまま残っているのは當麻寺だけだそうです。
そしてこの塔を眺めるために作られたのが西南院の庭です。
塔を美しく見せるために植えられたのがモミジで、ひときわ目を引くのが樹齢250年以上の3本の大モミジ。
枝垂桜のように上から流れてくるように見えます。
間もなく赤・橙・緑と三色がそろった最も美しい瞬間を迎えるそうです。
またこの庭には水琴窟もあり、その日の天候によって音色が変わるのを楽しむことも。
紅葉の見頃は12月の1週目までです。
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